離婚カウンセラーとは
「3組に1組の夫婦が離婚する」と言われている現代の日本において、
離婚は非常に身近な問題となっており、同時に「離婚カウンセラー」という職業も注目を集めています。
「離婚カウンセラー」と聞くと離婚を推奨する仕事と捉えられることが多いですが、
実際は相談者が抱える問題の大半は離婚以外の方法で解決できるものです。
家族関係や夫婦関係のトラブルに対し「心のケア」とともに具体的なアドバイスを行い、
弁護士とも情報ネットワークをくみ、相談者にとって最善の解決策を導き出すスペシャリスト、それが離婚カウンセラーです。
離婚という人生を変える大きな選択に関わるため、責任は重たいですがその分やりがいや喜びは大きくなります。
role
離婚カウンセラーの役割
多くの相談者は、心も生活もバランスを崩し、辛い状況になってから相談に訪れます。
離婚カウンセラーの役割は、そんな相談者の精神面をサポートしながら、相談者が最も良い道を選べるようにサポートすることです。
離婚するのか、修復するのか、それとも離婚以外の方法で解決するのか、離婚という複雑な問題に対して適切な知識を持った第三者からの冷静なアドバイスは大きな助けとなります。
もし最善の解決策として離婚することを選択した場合には、カウンセラーは相談者が最も利益が出る形で離婚できるように、法律面では弁護士を交えたりのアドバイスをします。そして反対に、夫婦関係を改善することが最善の策であれば、気持ちのやり取りの重要性に重きをおき、そのサポートを行うこともあります。
comparison
離婚カウンセラーと弁護士の違い
弁護士が受ける仕事の範囲は、基本的に離婚協議書などの離婚書類作成や協議・調停・裁判での交渉といった法律に関係するもので、どちらかというとロジカル、感情を絡めないものが多いです。
それに対して、離婚カウンセラーは相談者の心のケアはもちろん、離婚の進め方などを含め、常に相談者のつらく苦しい気持ちに寄り添って、法律以外の離婚に関わる悩みを手厚くサポートします。
※離婚カウンセラーは夫婦問題を解決する手法をアドバイスするプロフェッショナルです。法律相談に応じることはできません。
required reason
離婚カウンセラーが必要な理由
夫婦問題、離婚問題はどの夫婦にも起こりえる日常的なものです。だからこそ、その悩みを一人でかかえこまずに、信頼できる専門のカウンセラーにいつでも相談できる環境が必要です。
また、年間20万組もの夫婦が離婚する現在の日本において、専門のカウンセラーのサポートによって離婚の危機から救われる夫婦が増えることは、社会貢献につながるといえるでしょう。
suitable person
どんな人に向いているの?
- 人の面倒見がいいねといわれる人。
- お人好し、といわれる人。
- 人にアドバイスすることが好き、人の話をきくのも好き。
- 情報通の人、見識のある人。
- 責任感があり、親切心があり、自立心のある人。
こんなタイプの方は離婚カウンセラーに向いています。
そして今は資質が足りなくても学習していくことで身についていきます。
結婚・離婚経験者でないと向いていない?と思うかもしれなませんが「人の役に立ちたい」という熱い思いがあれば身につく仕事です。
年齢・性別に関係なく手に職が欲しいという方におすすめです。
結婚、出産、離婚などを経験された方にも、その経験を大いに役立てることができます。
親身になって相談者の気持ちや立場を理解しようと努力できる人なら大丈夫です!
こんな人にも向いています
- もっと魅力的な人になりたい
- 人の役に立ちたい、喜んでもらいたい
- いまの自分に満足していない
- 自分の能力はこんなもんじゃない
- 自宅でできる仕事がしたい
- 将来役に立つ資格を身に付けたい
- あいた時間を何かに活かしたい
- 自分の自由にできるお金が欲しい
- 転職を考えている
- 社会に貢献できる仕事に就きたい
- 人の相談事を聞くのが好き
- 自立したい、収入もほしい
- やりがいのある仕事を見つけたい
- 新しい自分を見つけたいたい
- 人の世話をやくのが好き
- 自分も成長できる仕事をやってみたい
- 自分で事業をやりたい、副業をもちたい・・・
three qualities
離婚カウンセラーに必要な
3つの資質
離婚カウンセラーになるために欠かせない資質が3つあります
- 1.人柄
- 離婚のカウンセリングは「人」を相手にする仕事。
アドバイスには専門的なスキルや知識も必要ですが、何よりも大切なのは、相談者のつらく苦しい気持ちに共感し傾聴して、相談者との信頼関係をしっかりと築くことができるかどうかです。
- 2.スキル
- 具体的には、カウンセリングの技能のこと。
あくまでも相談者が幸せになる方法を最優先で考えることが大切です。相談者の今おかれている状況の分析から、具体的な解決方法を見つけ出し、提案・説明できる技能を身につけます。
- 3.知識
- 離婚に関する法律を理解し(ただし、法律の相談には乗れません)、
社会の動向や経済的な問題に対応するための幅広い見識が必要になります。さらに、相談者の置かれた立場や状況に応じて、持っている知識を最大限に有効活用するための工夫も必要です。
to become
離婚カウンセラーになるためには?
離婚カウンセラーになるために必須の資格は特にありません。離婚カウンセラーだと名乗れば誰でもなれる職業です。しかし、人生一大事な悩み事であるからこそ、数多く名乗る者がでてくればくるほど相談者は調べて信頼できる機関を捜します。
離婚カウンセラーとして必要とされるためには、カウンセリングの基礎知識はもちろん、離婚は複雑な問題ですので離婚問題特有の知識に加えて、成功事例、体験談をどれだけ持っているかも重要です。
この道33年、40,000件以上の相談事例をもつ離婚カウンセラーの第一人者である「岡野あつこ」が開講した「ライフアップスクール」は相談者が選び抜いて必要とされる離婚カウンセラーを育成するための機関です。
岡野あつこは相談者の気持ちに寄り添い、相談者の「幸せ」を徹底的に探す質の高いカウンセリングを大切にしています。「離婚実践カウンセラー養成講座」では、岡野あつこのこれまでの離婚相談で培われたマインドとメソッドを直接学ぶことができます。
これからの時代、真に活躍する離婚カウンセラーを目指したい方こそ受けていただきたいオーセンティック(本物)な講座となっています。
※離婚カウンセラーは夫婦問題を解決する手法をアドバイスするプロフェッショナルです。法律相談に応じることはできません。
after graduation
スクール卒業後は?
- 卒業後のキャリアアップ
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- カウンセラーとしてポータルサイト等に登録してカウンセリングを行う
- 独立起業する
- カウンセラー資格を活かして企業に就職する
- 士業の方のプラスアルファの資格として
- 卒業後のキャリアサポート
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NPO日本家族問題相談連盟に所属していただくことでサポートや勉強会に参加できます。
- 岡野あつこによる講演会
- カウンセラー同志の勉強会、交流会
- 外部講師によるセミナー等